プレゼントは自分が欲しいものを選びたいか？サプライズがいいか？

先月9月は誕生日の月であり、有難いことにこの年になっても家族から誕生日プレゼントは何がいい？と聞いてもらえました。人からプレゼントをもらったり、人にプレゼントをするときには、プレゼントを何にするか迷うところでもあります。

明確な結論はありませんが、自分だったらどうかを中心に考えてみました。

自分が欲しいものを選ぶ

自分がプレゼントをもらう場合に、プレゼントが何がいいかを聞いてもらえる時があります。プレゼントを渡す側としては、相手の意向に沿ったプレゼントを用意することで、ミスマッチをなくすことが出来ますし、確実に喜んでもらえるので、非常に効率的で失敗が少ない方法です。

カバンが欲しい、健康グッズが欲しい、など相手の求めていることを聞き出せれば、漠然とプレゼントを選ぶというところから、具体的な方向性が見えてきて、何にするかというスタート時点からは一歩進むことが出来ます。

それでも、これが欲しいと言ってもらえたものの中でも、どれにするかを選ぶことが必要なので、完全にミスマッチを防ぐことは出来ない場合もあります。もっと踏み込んで考えれば、欲しいものを一緒に選びに行くことが出来れば、間違いないのかもしれません。

自分が欲しいものを選ぶとして、敢えて欠点をあげるとすれば、プレゼントをもらうときの期待感のようなものがない点でしょうか。

サプライズを楽しむ

プレゼントをもらう側の理想としては、そもそもプレゼントをもらえることも知らなくて、サプライズでプレゼントがもらえて、更にそのプレゼントが自分が欲しかったものだったということでしょうか。

ただ、自分が欲しかったものをもらえるということはなかなか難しいのが現実です。実際には、自分の意に沿わないものだったりすると、素直に喜べないところがあるのかもしれませんが、そんなに自分の意に沿わないものってないのかなとも思います。

自分が一番欲しかったものではなくても、自分のことを考えて、色んなお店を回ってくれたり、事前に準備してくれたりしていたその時間その気持ちが有難いことで、嬉しく感じるのかなと思います。

開業のお祝いをいただいたとき

今からちょうど1年前の2019年10月に税理士として独立開業した際には、有難いことに色々な方からお祝いをいただきました。

お祝い花の生花だったり、ちょっと飾れる盆栽加工されたお花だったり、鉢植えなどもいただきました。もちろんこれらは私が選んだものではないですし、リクエストしたものではありません。しかしながら、どの種類の花にするか、大きさはどうするかなど、選んで手配いただいたそのお気持ちが一番嬉しいものでした。

事務所に飾る時計や部屋用の芳香剤、ティーバッグや飲み物など実用的なものもいただきました。こちらも私が選んだものではないですが、これ欲しかった！というものもありますし、そういえばこういうの要るな、であるとか、これは自分だったら選ばなかったけど意外といいなと新たな発見があったりなども色々と楽しむことが出来ました。

プレゼントを渡す側としては、既に事務所にあるもので被ってたらダメだとか、足りていないものを選ばなければ、などと考えてしまいがちですが、私の場合は全く同じものでなければ、それも一つの飾りとして使えますし、嬉しいものだなと思っていました。仮に全く同じものでも、消費するものであれば、２度楽しめますし、飾るものであっても、離れた場所に置いておけば、インテリアとしてはおもしろいかもしれません。

人によっては、何が欲しいか？何が足りないか？今事務所にあるものは何か？など色々と聞いて下さって、お祝いとしていただけることもありました。しかしながら、実際のところは、まだ事務所で仕事をしていない段階なので、自分が何を欲しいのか、何が足りないのか、そもそも分かっていないことが多くて、リクエストに困ることもありました。事務所で仕事しながら、日が経っていくと、段々状況が把握できてきて、こんなことがしたいな、それだったらこれが必要など考えられるようになっていきました。

色々いただけるだけでも有難いことなのに、何のアドバイスかは分かりませんが、開業などのお祝いについては、落ち着いた頃にじっくりと聞いてみるというのもひとつの方法かもしれません。