仕事で関わる人を選べる時の基準は明確だけど柔軟に

日々仕事をしている中で、人と関わることは避けられないことが多いでしょう。

組織に属していればもちろん内部の人との関わりであったり、フリーランスでも顧客や取引先など相手があっての仕事ということがほとんどです。

人との関りの中では、その相手を自分で選べる場合と選べない場合があります。

選べる場合には、人を選別するとか上からモノを言うというわけではなく、今後の仕事のやり易さなども含めて、基準を考えておきたいものです。

第一印象は意外と大事

初めて会った時に、緊張してしどろもどろになり、悪いところばかりが露呈してしまって、多分第一印象は最悪だろう。

自分自身の経験として、こう思ったことは何度もあります。

最初からスマートに軽快なトークでテキパキと対応することが出来れば、相手の第一印象は悪くはないでしょう。

それで、話が一気に進むこともあるかもしれません。

しかしながら、私の場合は、最初からスムーズに進むことだけを重視しているわけではありません。

ポイントは色々とありますが、相手のために時間を使う気持ちがあるかというのは気になるところではあります。

もちろん、お会いする前の相手の行動などを見ることは出来ませんが、どれぐらい準備してきているかというのは何となく会話や準備している資料などから感じることは出来ます。

正直その辺りのごまかし方が上手い人であれば、見抜けないこともあるでしょうが、それはそれで最後まで見抜かせないというのはある意味すごいのかもしれません。

相手のために時間を使う気持ちがあるか、というのが重要なので、会話の上手さやテクニックなどはあまり重視していません。

拙い表現であったり、言葉に詰まることがあっても、一生懸命伝えようとしていることが分かれば、こちらが耳を傾けるべきことでもあります。

話が全然通じない、会話にならない、などであれば、それはまた別の観点になるので、要検討ではあります。

こういったこともあり、第一印象は大事だと考えています。上手く話せなかったなどで失敗したかもと相手が思っていても、こちらとしては意外に良い印象の場合もあったりするものです。

相手のことを思いやっていれば、出て来ないような言葉が連発されると、印象としては決してプラスではないでしょう。

こちらが心配になることが少ないか

連絡のレスポンスの早さを気にする場合もあるかもしれませんが、私の場合はその点だけを重要視はしていません。

即レスしてくれる人は重宝されるというお話もありますが、内容によるところが大きいでしょう。

メールを送れば、すぐに「了解しました!」と返ってくると反応があるので、問題なさそうにも思えます。

しかしながら、送った内容が「・・・を明日までにお願いします。」で、すぐに「了解しました!」と返ってきたものの、翌日になっても何の反応もない、ということはあり得ます。

相手にも事情があって、対応できない場合もあるでしょう。トラブルなどで本当に手が離せないこともあるかもしれません。

お願いした件はどうなっているのかな、とお伺いのメールを送ってみると、「今送ろうと思ってました。」「忘れてました。」など色んなケースが想定されるでしょう。

人にはうっかりミスや自分ではどうしようもないトラブルが起こることはあり得ます。それを完全に無くすことは難しいでしょうし、そこを追求しだすと息が詰まってしまいます。

でも、そういった事情というのは重なることはあっても、短いスパンで定期的に発生するものではないのかなと思っています。

私自身もそういった事情が発生したり、うっかりミスをすることもありますが、頻発はしないように意識はしています。

どうしようもない事情やちょっとしたミスで謝罪があれば、こちらが心配するというのはその時だけでしょう。

これが連続して起こったり、定期的に起こるようであれば、何かをお願いしたり、連絡をする度にちゃんとやってくれるだろうか、見てくれているだろうか、と心配になってしまいます。

こうした心配は仕事であれば、極力減らしていきたいものです。反応が早い・遅いではなく、たとえ1週間後に返事が来たとしても、予定通りなのであれば全く問題ありません。

無理しなくてもいい場合は、断る

仕事で関わる人を選べる場合には、上記の基準みたいなものをあらかじめ決めておいて、判断したいところです。

そこがブレると、結局は自分に返ってくることになるので、強い意志が必要となります。

ただ、初志貫徹というので、一度決めたことを頑として変えないというのでは、仕事に支障がでてくることがあるかもしれません。

例えば、長くお付き合いするかもしれない新規のお客さんの場合、その時の自分の基準に従って、仕事を断ってしまうと、収入が減少してしまいます。

それでは生活出来ないとなると、基準を少し緩めるなど柔軟な対応が必要な場合もあります。

ただ、その時でも絶対に譲れない基準というのは持ち続けるべきだとは思います。

金額の多寡ではなく、自分自身の尊厳に関わるようなことであれば、特にこだわっておきたいところです。

色んな考え方があるとは思いますが、自分自身が商品となるようなサービス提供をしている仕事の場合は値引きについて考えておく必要があると思っています。

提示しているサービス価格を値引きして欲しい、というのは自分の商品価値を下げろ、と言われているのと同じような感覚ともいえます。

価格なんてあってないようなものと思われている場合もあるかもしれませんし、とりあえず値切っておくのが交渉と思っている方も一定数いらっしゃいます。

それはそれで、生活をしていく上で必要な交渉術の一つかもしれません。

しかしながら、それをこちらが必ず受けなければならない、ということではありません。

自分自身が大事にしている基準を満たさない場合には、断るということも大事なのかなと実感しています。

おわりに

値切り交渉が苦手というのもありますが、値引きをこちらからお願いするということはほとんどありません。

相手が会社などであれば、値引きも含めた価格提示であったりするのでしょうが、相手の価値を下げないという気持ちが少しあったりします。

もちろん後でもっと安いところがあったのに・・・、となることはありますが。


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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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