アイドルタイムでも気を付けること

今は新型コロナウィルスの影響で外食自体を控えてはいますが、普段外食するときには、ランチが圧倒的に多いです。特に、出先でお店を探してということが多く、その際にはお昼時である12~13時にはなかなか行けず、13時以降になることもあります。

お店によっては、ランチタイムが終われば休憩に入って、一時お店を閉めるところもありますが、夜の営業時間まで通しで営業しているところもあります。

私としては、その時間帯でも営業されているだけでもとても助かるのですが、そのときの対応で自分自身でも気を付けたいと思うことがありましたので、自戒の意味を込めてまとめておきます。

アイドルタイムの意味合い

お店によっては、ランチタイム後にすぐに閉めるところと営業し続けるところと分かれるかと思います。少し飲食店でアルバイトをしたぐらいですが、昼も夜も営業している場合、その間の時間は夜営業のための仕込みや事務仕事などの準備を行うことが多いようです。

ただ、その間にもお客さんが来ることや一旦閉めてまた開けることの手間とコストを考えて、ランチタイム程に混み合わないのであれば、商品の提供をしながら、仕込みの作業や事務処理を行えるということで、通しで営業しているところが多いのかなと思います。いわゆるアイドルタイムというものです。

利用するお客さん側としても、お昼の時間帯を過ぎても入れる店があったら助かる、混んでないときにゆっくり食べれるなどのメリットを感じて一定程度の需要はあるように思います。

私自身も上記のようなメリットを感じて、敢えてアイドルタイムの時間帯を選ぶことがあります。もちろん、デメリットと呼ぶ程ではないですが、少し手間かなと思うこともあります。仕込みや事務作業をしていることもあるので、少し反応が遅かったり、お会計のときも声掛けしにいったりしなければいけないことなどです。お店によっては、そんなことはないところもあるかもしれませんが。

私の場合はですが、正直なところそういったデメリットぐらいであれば、あまり気になりません。別にサボっているわけでもなく、こちらに不快な思いをさせているわけではないので、変な言い方ですが、こちらとしては作業中断させて申し訳ないぐらいの気持ちの時もあります。

こういう時間帯でも対応してくれるお店に感謝しているという気持ちから来るものかもしれません。

避けたいこと

しかしながら、基本的には気にならないのですが、度を越しているとさすがに嫌な気持ちになってしまいます。

お客さんがいるのにおしゃべりばかりして、呼ばれてもスルーし続けたり、商品提供はしているものの、明らかについでのような態度となってしまうなど。アイドルタイムで休憩時間のつもりなのかもしれませんが、お客さんが入っている時点で営業時間中なので、最低限の対応は必要なのではとさすがに思います。

お店の人が店内におらず、お店の裏などで休憩していることもあります。券売機などでお会計が済んでしまっている場合には、お店側としては問題ないのでしょうが、こちらとしては少し違和感を感じてしまう時があります。

もちろんアイドルタイムでも、ずっとお客さんに注目している必要はないのかなと思います。むしろ、それを避けるためにアイドルタイムに来店していることもあるので。わがままかもしれませんが、いい具合での距離感というのは大事なのかなと思います。

仕込みや事務作業をしながらも、営業時間であることをちゃんと意識して、少ないお客さんに最低限の対応をしていくということが出来れば、誰も損をしないのかなと思ってしまいます。それが難しいのかもしれませんが・・・。

自分に置き換えると

アイドルタイムのような時の仕事のやり方というのは、自分でも気を付けたいなと思うことがあります。

税理士はサービス業であり、対面での対応も重要ですが、顧問契約している場合には、対面以外での対応も大事となります。24時間いつでもどこでも対応出来るわけではないですが、問い合わせを受けた時など、それが自分にとってのアイドルタイムの時であれば、いつその対応が出来るのかなど、アイドルタイムなりの対応方法というのを身に付けておきたいものです。

いつもいつも即時対応することを求められるのは、お互いにとっても良い作用とはならないと思いますので、今の自分の状況と対応する姿勢を明示することで、今後のお付き合いの仕方も変化していくものだと思います。

会社や事務所に勤務していた時には、基本的に就業時間中は必要最低限の会話しかしないように心掛けていた時期もありました。もちろん、普段からコミュニケーションとして、仕事以外の話をして、関係性を築いておき、有事にも備えるということも一理あると思いますが、自分の中では仕事中は集中し余計なことはしゃべらないという気持ちが強かったです。

今となっては、ちょっと気にし過ぎたかなと思えますが、これも一つの価値観として捉えています。

おわりに

特に最近不快な思いをしたとかではないのですが、普段混んでいるお店がこんな状況の中、外から見るだけでもガラガラになっているのを見掛けることがあり、思うことがありました。

非常時だからといって、普段と違うことをいきなり始めるのはなかなか難しいかなと思います。何事も小さな当たり前の積み重ねなので、こんな時こそ気持ちを揺さぶられながらも、当たり前を積み重ねていくように心掛けたいものです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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