何か一つでも影響を与えていれば嬉しい
私自身は、特に無類のお笑い好きというわけではありません。
流行りのお笑い芸人さんの情報を少しだけ早くキャッチして、楽しんでいるぐらいのものです。
しかしながら、M-1グランプリについては、第1回目から前のめりになって観ていました。
先日、そんなM-1グランプリを観ながら、少し思うことがありました。
子供からの発信で
M-1グランプリについては、第1回目から前のめりなって、夢中で観ていました。
2001年に大会が始まった当初は、今から21年前。
ちょうど私が22歳の頃で、社会人1年目の時です。
中川家が優勝して、大騒ぎになって・・・、というような記憶はあるのですが、その頃の自分の状況というのは明確にはあまり覚えていません。
ただ、自分も周りの人も夢中になって観ていた人が多かったなというのだけは覚えています。
それこそ、小学生の頃に、前日観たテレビの話題で盛り上がるみたいなことを、いい大人になってからも出来るというのが何だか嬉しい感覚で、ワクワクしていたように思います。
そこから、毎年楽しみにして、日時が決まれば、それに合わせて予定を組んで、放送開始にはテレビの前で待ち構えている、というような状況が続いていました。
おそらく、学生時代に深夜観ていた若手のお笑い芸人さんが全国区のテレビで活躍し出す姿を目の当たりにして、夢や希望をもらっていたのだと思います。
結婚して、子供が生まれて、と私自身の環境は大きく変わりましたが、それでもしばらくはM-1グランプリに対する思いは同じ熱量を保ち続けていました。
それがいつからか急に一歩引くような感覚になっていました。
間が空いてしまった頃だったかもしれません。
正直なところ、はっきりした時期や理由と言うのはよく分からないところです。
それでも、全く観ないということはなく、最後の決勝3組は観たり、結果のニュースは必ずチェックしたり。
やっぱり、最初の頃にもらった興奮が忘れられず、何かしら期待を持って観ていたのだと思います。
今年2022年は、子供の学校の卒業生が出るということを子供に教えてもらい、ちょっと見る目が変わっていつもより興味を惹かれました。
それでも、少し引いた感じのスタンスでしたが、教えてくれた子供が意外に前のめりになっていたので、つられて自分も前のめりになっていました。
子供自体は、お笑いが嫌いとか観ないわけではなかったですが、最近は同じ番組を観るという機会があまりなくて、何だか新鮮な気持ちになりました。
何かを押し付けないように
子供の成長を見守る中で、こういうことをしよう!とか強い信念みたいなものはありません。
そうやって自信を持って言えることがあれば、いいのですが、残念ながらなかなか思い当たらず。
気を付けていたかなということを敢えて挙げてみれば、出来るだけ押し付けないようにしたいな、というところでしょうか。
これをしなさい、あれをしなさい。
そうやって、自分に合った道を見つけるお手伝いをすることは、とても大事なことです。
子供の自主性を重んじる、といっても、なかなか小さい頃は自分の思いを上手く表現することが出来なかったりするものです。
自分の思いがまだない場合には、余計に自主性を重んじられると苦しいものでしょう。
そうした時に、一つの方向性を示してあげるというのは、必要なことだと思っています。
何でもかんでも口出しするというのは、あまり良くないことかもしれませんが、それが心地良い時期というのもあるでしょう。
ただ、子供の周りがみんなそうだと息苦しくなってしまうかもしれないので、一人ぐらいは強く言ってこない人というのは必要ではないかなと思っています。
自分が良いと思うもの、好きなもの、などであれば、おススメする理由も説明し易いものでしょう。
ただ、それを押し進め過ぎてしまうと、それだけで嫌気がさしてしまうかもしれません。
だからこそ、押し付けないようにしないと、という意識は持つようにしてきたはずです。
はずです、というのは、あくまで私側の感覚の話で、周りや子供自身に直接聞いたことはないので、実際のところどこまで徹底出来ていたかは分かりませんが・・・。
でもやっぱり一つでも影響を与えられていれば嬉しい
なので、M-1グランプリや他のお笑いに関しても、一緒に観させようとしたり、ということはせず、私が好きで勝手に観ているというようにしていました。
テレビの台数や配置の問題で、このテレビで観たいという時には、話し合いで、どうしてもこの日のこの時間はこれが観たい、とお願いして、譲ってもらったことはあったので、全く関係なく、勝手に出来ていたわけではないかもしれませんが。
それがどういう影響を及ぼしたかは分かりませんが、上の子供はお笑いが好きな部類になっています。
少し大きくなって、昔ほどネタ番組などを一緒に観ることは減りましたが、今でも「この番組観いひんの?」と聞いてくることがあります。
価値観を押し付けないようにとは思っていても、自分の子供が自分の影響を受けていると思うと、嬉しいものです。
それが、自分の好きなものであったら、尚更です。
先日も、ポツリと「昔よくめちゃイケ観とったなあ・・・。」と言っていました。
それが今後の人生に何かしらの影響を与えているのかは分かりませんが、成長を見守る中で、過ごした時間というのは記憶にきちんと残っているものだと、改めて実感した出来事でした。
これからも、押し付け過ぎず、何か良い影響を与えられる人になるように精進していきたいところです。
おわりに
踏み込み過ぎず、離れ過ぎず、いい距離感で自然な立ち振る舞いが出来るのが一番いいのかなと最近思えるようになりました。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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