自分でスイッチを切り替える
日々の生活の中では、色々なことを選択し、決定していく必要があります。今後に大きな影響がありそうな重大な決断であれば、思い付く限りの可能性を考えながら、ある程度の時間を掛けていくことになりますが、そんな決断ばかりでは日々が回っていきません。
時には思い切って自分でスイッチを切り替えてみることも必要です。今回は、そんな自分のスイッチを切り替える時のお話です。
周りからの影響
今2020年9月14日は、猛暑日が続いた8月の夏の暑さが少しづつ和らいできており、ちょうど夏から秋への季節の移り変わりを感じるようになっているタイミングです。そろそろ、着ている服も秋物へと衣替えをしていく時期かもしれません。
私服の場合は、自分の体感で着ていく服装を自由に変えていくのが基本ですが、街中や電車に乗っている時など外出先で見掛ける人たちの服装を見ながら、自然とそれに合わせるように変化させていくこともあります。
仕事であれば、そうとばかりも言えません。男性でスーツの着用が基本とされている会社の場合は、クールビズが終わるタイミングというのは会社が決めて、それに従うことになります。正確には、クールビズの期間は、環境省から出されてはいるのですが、それ以外の期間については企業の判断に委ねられているような状況です。
環境省ホームページ
令和2年度 クールビズについて
2020年で言えば、5月1日から9月30日というのが一応決められているようです。私のように開業税理士などのフリーランスの場合は、これらの情報を参考にしつつ、いつからいつまでというのを決めていくことになります。
どちらかというと、いつからいつまでという期間を決めるというよりは、いつからと決めて始める、そろそろかなというタイミングでいつまでと決めて終わる、というような2段階のようなイメージではありますが。どちらも自分でスイッチを入れ替えるタイミングを決める必要があります。
自分にしか影響がない場合
自分以外にもある程度影響があることに対しては、周りの状況を参考にしつつ、スイッチを切り替えていく必要がありますが、ほとんど自分にしか影響がないことに対しては、タイミングを含めて自分でスイッチを切り替えていく必要があります。
例えば、日々の習慣としていること。私の場合であれば、勤務時代はギリギリまで寝て、始業時間から仕事をスタートさせていたのが、独立を考えてからは朝の時間を大事にしようと始業時間の1時間前ぐらいから仕事が動き出すようにし、開業後半年経ったぐらいから更にその時間を早めるようにしてきました。その辺りのことは別の記事でも取り上げています。
開業に向けて朝型の生活リズムに変えてみた
午後に集中力が落ちることへの対策
きっかけは様々であり、何とかしなければという思いから、思い切って切り替えていくことになりますが、そのスイッチはやはり自分で切り替えていくしかありません。この時も、いつからというタイミングは自分で決めなければいけないので、思い立ったら気持ちが冷めないうちにということで、次の日ぐらいには始めていたと思います。
ほとんど自分にしか影響がないとはいいながら、家を出る時間や帰宅時間などが変わるので、家族にはもちろん事前に話をしていました。それでも、相談というよりは、報告のような形ではありましたが。
後ろ向きではなく、前向きに
これから今までやっていなかったことを新たに始めるという場合には、気持ち新たに前向きに取り組むことが出来ますが、それまでやっていたことを変えるという時には、少し迷いが出る場合もあります。
例えば、それまで毎日していたことを2日に1回にする、週1にする、やめて別のことをする、など一見マイナスに思えそうな場合には注意が必要です。それをやめることでせっかく積み上げてきたものが失われてしまうのではないか、もう少しで出たかもしれない成果を放棄してしまったのではないか、ただ単にめんどくさくて逃げただけではないか、など考えてしまうかもしれません。
しかしながら、改めて考えてみた結果、ただ単にめんどくさくて逃げているのではないということが明確であれば、後は気にしなくてもいいのかなと思います。継続は力なりとはいいますが、もっと他のやり方があるのではないかと試行錯誤しながら、別のことを試していくということは決して無駄ではなく、むしろそれ自体も継続しているとも考えられます。名前や見た目ではなく、その中身の本質が同じだと思えるのならば、同じことなのだと思います。
私の場合であれば、税務含めた勉強のインプットのやり方を試行錯誤している最中です。世の中には、有料無料問わず、色々な情報が発信されています。本などの体系的にまとまった情報からのインプットをベースとして、他に最新の情報が取れないかと考えています。今は、定期的に配信されるメルマガの購読を合わせて行っていますが、自分が求めているものを日々探索しています。
数が増えてくると、全部を読み込むことは出来ないため、今自分に必要かを選別していくことになります。その時には、購読をやめるということもあり、そこから得られたであろう情報がこれから必要になるのではないかと思ってしまうときもあります。
限られた時間の中で、取捨選択は必ず必要となってくるものであり、そのときにこそ後ろ向きな気持ちがないかの確認というのは有効な手段かなと思います。
おわりに
自分でスイッチを切り替えるときには、責任も伴います。だからこそ、慎重にものごとを判断していくことにもなります。この辺りの慎重さと大胆さというのは経営にも通ずるものがあるかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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