特別利子補給制度の申請方法の比較
以前の記事で、新型コロナウィルス感染症の影響で、それまでなかなか進まなかったオンライン申請が出来るようになったので、その内容についてご紹介しました。
日本政策金融公庫でのインターネット申込の概要
今回は、新型コロナウィルス感染症特別貸付に係る実質無利子となる利子補給制度の概要と申請方法について、こちらもオンライン申請が可能ですので、紙での申請方法との比較について、まとめてみました。
これらの情報は、2020年11月24日現在の状況となりますので、最新情報は、リンク先の情報等を合わせてご確認下さい。
特別利子補給制度の概要
新型コロナウイルス感染症特別利子補給事業については、中小機構のホームページで案内がなされていましたが、オンライン申請での運用も見据えてか、他の助成金などと同じように、独立したホームページが立ち上げられています。
中小機構ホームページ
新型コロナウイルス感染症特別利子補給事業について(ページ移転のお知らせ)
利子補給制度は、最長3年間の新型コロナウィルス感染症関連の特別貸付に係る支払利子が補填される制度で、一定期間については、実質無利子となります。
新型コロナウィルス感染症特別利子補給事業ホームページ
申請の手引き (302KB)
詳細な要件等については、手引き等に記載されていますが、申請含めた全体の流れについては、下記のようになっています。
新型コロナウィルス感染症特別利子補給事業ホームページ
特別利子補給助成金の申請に関するご案内 (255KB)
「1 準備」にあるように、利子補給制度の対象となる借入をしている場合、借入を行った金融機関等より下記のような案内と一緒に申請に必要な書類が送られてきます。
今回は日本政策金融公庫の場合を例に取り上げています。
今回は、「2 申請」について、その申請方法について取り上げています。
紙で申請する場合
借入を行った金融機関等から送られてきた申請書類に必要事項を記載します。特に印鑑等が必要な書類はありません。
記載例等も同封されていますので、内容については確認いただければ特に問題ないかなと思います。
記載が終われば、同封の返信用封筒で郵送すれば完了です。
オンライン申請する場合
オンライン申請する場合には、ホームページからメールアドレスを登録してから、申請フォームに進みます。
新型コロナウィルス感染症特別利子補給事業ホームページ
新たに申請される方はこちら
メールアドレスの登録が必要となるため、「未登録の方はこちら」から入力すると、登録案内のメールが来ます。
登録したログインID(メールアドレス)とパスワードでログインします。
後は紙での申請と同様に、同じ内容について画面で入力・確認しながら進んでいきます。
今回は、売上要件がない業歴3か月以上1年1か月未満の個人事業主等の方を例としています。
ここで、送信内容の確認が出来ますが、これ以降に回答内容は表示されないので、案内にあるようにスクリーンショット等で保存しておくことをおススメします。
登録が完了すれば、登録したメールアドレス宛に完了メールが届きます。ここにも、申請内容の記載はありません。
おわりに
紙申請とオンライン申請ですが、内容が分かりにくいところが多いわけではなく、分量も紙でも数ページで終わるので、手間暇などかかる時間は変わらない印象です。出来るだけペーパーレスを進めていきたいということであれば、難しくはないので、オンライン申請をおススメします。
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この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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