「コントが始まる」を見て思い返した税理士試験の引き際について

2021年4月から放送されている日本テレビのドラマ「コントが始まる」を見ています。内容云々について、ここで書くということはしませんが、見ていて思うところがあります。

私の解釈ではありますが、人生の中での引き際について考えるということが一つのテーマなのかなと。

自分の人生というと大袈裟かもしれませんが、これまで引き際について考えることがなかったわけではありません。一番に思い浮かべたのは、税理士試験。

今回は税理士試験について自分が考えていた引き際について、思い返してみました。

税理士試験は長期戦

税理士試験は長期に渡って、取り組む人が多いです。自分自身も、税理士資格を取得するまでに税理士試験の受験を始めてから約10年程でした。

途中から大学院での免除制度を利用するため、大学院に通っている時期もありました。その辺りについては、別の記事でも取り上げています。

税理士試験を大学院免除で官報合格する

大学院免除を選択してみて思うこと

お話を聞いたり、実際に自分の周りで受験している・していた人を見聞きすると、もっと早く合格して資格取得されていたり、もっと長い期間を掛けて取り組まれていたり、今も取り組まれていたりということがあります。

合格科目を積み上げていくことが出来るため、働きながら資格取得を目指すという人が多いのですが、その割に難易度は高いということも長期化する要因の一つなのかもしれません。

試験科目を複数まとめて受験することは出来ますが、1年に1回の試験というのはネックであり、1年間取り組んで来たことが、合否という2択の結果で通知されてきます。

「合」であれば、何だかんだで文句なく次に進めますが、「否」であれば、それまでの取り組みが無駄になるわけではないかもしれませんが、その時に結果が出なかったということは事実で、気が遠くなる感覚に陥ってしまいます。

これらのサイクルが年単位で行われるため、働きながらだと特にどうしても長期戦にならざるを得ません。

いつまで続ける?続けられる?

自分が税理士試験に本格的に挑戦しようと決断したのは、30歳のときで、会社勤めをしていて、結婚して子供がいるという状況でした。

その頃は周りに税理士業界の人がほとんどいなかったので、それが早いのか遅いのかさえもよく分かっていませんでした。

当時勤めていた会社の顧問税理士の方からは、もっと早かったら・・・というご意見をいただいたりもしていました。遅すぎるということだったのでしょう。

一般企業から税理士事務所に転職する前に、専門学校に通って「簿記論」を受講していた時期もありました。その時は、途中で挫折してしまいましたが・・・。

その時に周りで受講している人たちを見ていた限りでは、学生の方や私よりも若い人たちが多かったので、薄々は遅いのかもと感じてはいました。もちろん「簿記論」「財務諸表論」の会計科目は、他の税法科目に比べて、年齢層が若い人が多いというのもあったとは思いますが。

税理士試験の勉強は専門学校に通学してという形が自分にとってはベストだと思っていました。そのためには、受講料がかかるので、その支払いを続ける必要があります。

働きながらなので、ある程度は給料という収入が保障されています。でも、働いているからこそ、勉強時間の確保に苦労するところがあります。上手く勉強時間が確保出来なければ、合格水準に達することが出来ず、受験が長引いてしまう。そうすると、お金がかかる期間が続いてしまう。

こうしたジレンマは当時からありました。子供が大きくなってくると、必要なお金も増えて来るので、収入もそれに見合ったものに引き上げなければと思い、もっと仕事を頑張ろう、となって勉強時間の確保が更に難しくなる。この辺りのバランスは非常に難しいところです。

自分が思う引き際

結果が出ない時には、先の見通しが立たずに、これからの色々なことに不安を感じることがあるかもしれません。

このまま合格しなかったらどうしよう、いつまでこの状況が続くのだろう。

しかしながら、自分自身について思い返してみると、不思議とぼんやりとした不安を感じながらも、上記のような言葉を口に出したということはなかったように思います。

もしも聞いたことがあるという方がいたら、すいません。でも認識としてはなかったかなというところです。

正直なところ、引き際のような格好いいことをちゃんと考えていたわけではありませんが、少なくとも当時は税理士試験自体を諦めるということは思ってもいなかったように記憶しています。

それは、税理士事務所に勤めていて、税理士という仕事に関わっていたということが大きかったのかもしれません。

しんどいこともありますが、やっぱり税務会計に関わる仕事というのが基本的には好きで、自分が続けていきたいと当時から思っていて、今もそれはあまり変わっていません。

これが税理士業界から完全に離れて、違うことだけをしたいとなったら、税理士としては引き際なのかなと思います。

同じように考えれば、別の仕事をしたい、税理士業界から離れたいと思うようになったときには、自分自身の税理士試験の引き際なのでしょう。そういう意味では、税理士業界で働き続ける限りは、挑戦し続けていたのではないかなと思います。

おわりに

結果として税理士資格を取得出来たので、あまり説得力はないかもしれませんが、自分の思うところを書いてみました。もちろん何が正解だとか、正しいとかは分かりませんが、何かしら参考になることがあれば幸いです。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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