腹八分目を心掛けて今後に繋げる
ご飯を食べる際には腹八分目にした方がよい。
昔からよく言われたことではあります。実際の効能云々は分からないですが、一理あるなとは感じています。
食事における腹八分目
子供の頃から、比較的スポーツに従事している生活だったので、食事の量は多い方だったかもしれません。
幼稚園から中学までは野球、高校は陸上とハードな練習をこなす日々だったので、常にお腹が減っているような状態。
そのため、ご飯を食べる時には、自分が満足出来るまで食べたいという欲求のままに、ご飯のおかわりを続けていました。
もちろん大食いの人程ではないですが、それなりの量を食べていたと思います。
しかも、男3人兄弟で育ったため、ある意味競合相手がいるような状態でもあり、おかずの取り合いになるようなこともあったと記憶しています。
そんな日々を過ごしてきたので、大人になっても、その頃の体験の名残で、食欲のままに食べようとしてしまいます。
流石に40歳を超えてからは、あまり無理して食べ進めるということは少なくなってきましたが、ついこの間、久しぶりにホテルのビュッフェで限界を超えて食べてしまいました。
食事で限界を超えて食べてしまったという経験はそんなにないと思うのですが、はっきり覚えているのは過去2回。
1回目は、小学生の時に初めてバイキングに連れて行ってもらったとき。
それまでは、家の食事で好きなだけ食べさせてもらっていたのですが、外食で好きなだけ食べれるというのは初めての経験でした。
しかも、外食自体そんなに頻繁にあることではなかったので、おそらくテンションが上がり過ぎていたのだと思います。
限界を超えて食べ過ぎてしまい、お腹が痛くて動けなくなってしまいました。帰りの車でもずっと寝転んでいたのを覚えています。
それから、だいぶ時間は経って、2回目は社会人になってからです。
その時は食べ放題とかではなかったのですが、温泉旅館でカニのフルコースでした。散々カニの色んな料理を食べ尽くして、満腹状態の時に、〆のカニ雑炊が土鍋いっぱいで運ばれてきました。
正直もう無理と思っていましたが、美味しそうでもあり、せっかく来たのだからと、頑張って食べてました。それでも、確か全部は食べ切れず、残してしまったのですが、限界を超えてしまいました。
そのまま部屋で動けずに、うーうーと唸っていた記憶があります。
これら過去2回の経験を経て、久しぶりに食べ過ぎて、動けない状態を経験しました。
食べている時は、まだいけると思いつつ、美味しものを食べれる幸せを味わい続けたい、という誘惑があります。
その時はいいのですが、限度を超えると、後でしんどくなったりして、大体後悔することが多いです。
腹八分目にしておけば良かったと。
食事以外での腹八分目
腹八分目にしなかったことで後悔することは、食事だけに限りません。
日々の出来事においても、当てはまることがあります。
例えば、テレビを観る場合。
元々、この番組を何時から観よう、と決めている場合は問題ありません。
ふいに気になった番組を観ていて、結果や続きが気になって最後まで見てしまう。
テレビの演出もあり、最後まで引っ張るということはよくあることですし、観る側も分かっているのに、最後まで観てしまう。
つい昨日も、事件の真相を追いかける番組をふいに観てしまい、このVTRが終わったら、次の行動に移ろうと思っていたのに、結局番組の最後までそのVTRが続いてしまい、終わりまで観てしまいました。
もちろん、事件の真相など興味をそそられたことが分かってきて、結果を知れたのは楽しめたのですが、思っていたほどスッキリしない部分もあり、完全にスカッとは出来ず。
次の行動も遅くなってしまい、少しだけ後悔もあったり。
どうしても気になるなら、続きは録画して、また時間の余裕があるときに観るということも出来たのかもしれません。
これは、SNSや動画視聴などにも当てはまるものでしょう。
LIVE配信などもありますが、基本的には好きな時間に視聴できるものなので、その時間に観ないといけないものは少ないものです。
しかしながら、心ゆくまで観ようとしてしまう。
それで、結局だいぶ時間が経った後に、もう次の行動をしなければと、不完全燃焼の状態で、動き出す。
完全な満足を追い求めて、最後まで観ても、少し後悔が残るということは起こり得るものです。
食事の腹八分目のように、少し余力を残した状態で、スパッと切り替えられれば、と思うこともあります。
腹八分目を心掛けて今後に繋げる
腹八分目が良いと言われても、自分なりにメリットを認識していないと、なかなか実行できないものでしょう。
食事中やエンタメを楽しんでいる最中の誘惑に打ち勝てるぐらいのメリットが必要です。
私の場合、食事の腹八分目については、先日のホテルビュッフェでの失態があり、しんどくて動けない状態を回避出来る、というメリットを実感しているので、しばらくは大丈夫でしょう。
日々の食事でも、ちょいちょい量多めで注文してしまい、動けないほどではないですが、食後にしんどくなることがあるので、気を付けたいところではあります。
しかしながら、時々時間の制約があって、簡単に食事を済ませることもあります。
その時にはもっと食べたいのにという不満がありますが、その分次の食事で美味しくたくさん食べれるという楽しみが出来ます。
毎回はまだ出来ていませんが、その辺りのコントロールも徐々に意識しているところです。
次の楽しみにとっておくというのは、食事以外の場面でも活かせるものです。
先日参加したFM802のイベントでもそう感じることがありました。
2021年を振り返って自分を褒めてもいいこと
フェス形式のライブだったので、色んなアーティストが順番に出て来て、どのアーティストのライブに参加するかはこちらで決めることが出来ます。
年末の時期でもあり、色んな事情もあって、その日の夜遅くまで参加するかどうか悩むところでした。
最後に出て来るアーティストのライブは観たい、でも遅くなってしまう。せっかく来たのに、無理したらいけるかも?
結局最後まで観ずに、帰路につきました。名残惜しい気持ちもないわけではないですが、そこはグッと堪えて、次また参加して、もっと楽しもうという気持ちを持つことが出来ました。
楽しみをやり残したことで、また次の機会に繋げることが出来て、今となっては良かったなと思えるようになりました。
それも一人だったら無理して最後まで参加していたかもしれませんが、妻と一緒に話し合って決められたことなので、冷静に考えることも出来ました。
一人で決めずに、誰かの意見を聞きながら、決めるということも腹八分目を心掛ける際には有用な方法なのかなと思います。
おわりに
腹八分目、これもまた完全に達成してしまうと、また別の手段が必要になるので、なかなか達成できないぐらいがちょうど良いのかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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