捨てるための環境を整えておく
綺麗好きとか片付け上手というわけではないですが、最近はモノを片付けることについて考えることが増えました。
苦手だからこそ、思い付いた時にコツコツと進めておきたいというのがあるのかもしれません。
特に苦手としていたのが、モノを捨てるということ。
上手く自分をコントロールしながら捨てれるように誘導しているところです。
捨てるためのハードル
モノを捨てるなんて、簡単なこと。
そう思える人は、おそらくきちんとされている人なので、問題ないでしょう。
①選別する
②準備する
③運ぶ
大まかにはこういったステップでしょうか。
これを捨てると決めて、袋に入れて、ごみ置き場に持っていく。
1個や2個なら全然問題ありません。
これが、ある程度の数が出てくると、少しづつ動作が鈍ってきます。
「①選別する」のも、時間が掛かりますし、長時間に渡ればその判断も適当になってきて、もういいかとなってしまったり。
その作業が終わっても、「②準備する」工程が待っています。
ゴミ袋に詰めたり、紐で縛ったりするだけでなく、ゴミの分別も必要となるので、そこでも時間が掛かることになります。
捨てる準備が終われば、「③運ぶ」工程へ。
家からゴミ捨て場が遠ければ、何回も往復するのは大変だったりします。
もちろん、まとめて捨てようとするから大変なだけで、小分けにすれば、そうした苦労は軽減されるでしょう。
ただ、こうした3ステップを踏むことを考えて、時間があるときにやろうとしていると、なかなか手を付けることが出来ないということも。
そうすると、段々と捨てるモノが溜まってきて、更に億劫になる。
思い立って、一気に捨てようとして、しんどい思いをして、その記憶がまた植え付けられる。
私の場合は、そうした悪循環に陥っていました。
簡単なことなのに、自分自身でハードルを上げてしまっているような感覚でしょうか。
導線を決めておく
こうして自分で勝手に作り上げた捨てるためのハードルを下げるために、どうすればいいか。
他のことでもそうですが、自分の性格を考えると、まとめて一気にというのが得意ではなく、少しづつコツコツと継続する方が性に合っていることは分かっていました。
それを捨てることにも使えないか。
まずは、
①選別する
②準備する
を小分けにして、時間や労力を掛けないようにしようと思い立ちました。
毎日1個2個単位で捨てるモノを選別する。
それを、ゴミ箱に入れるのではなく、捨てに行き易いように玄関近くに置いておく。
ここでの捨てるモノは日常的に出る生活ゴミではなく、家の中などに一定期間あったものを想定しています。
それを、外出する際など玄関を通る時に、持って出るようにする。
これで、
③運ぶ
という行動を別途起こさなくてもよくなります。
もちろん、これは私の場合であり、マンションに住んでいて、共用のゴミ置き場が設置されているから出来ることとも言えます。
ゴミを出す日が決められている場合には、別の工夫が必要です。
大事なのは、どういう導線で捨てるモノを家の中などから出すかということをあらかじめ決めておくということでしょうか。
日常生活の中に組み込まれてしまえば、時間を掛けているという意識もなくなり、自然とモノが捨てられている。
こうした状況が理想ではあります。
備品に余裕を持たせる
苦手なことをしている場合には、少しでもマイナスなことがあると、便乗してやらない方向に思考が向きがちです。
例えば、モノを捨てようと思った時に、ゴミ袋がなかった場合。
今日は、ゴミ袋がないから捨てるのは辞めておこうと、前のめりに考えてしまう。
何ならラッキーぐらいな気持ちかもしれません。
今度ゴミ袋を買ってきたら、まとめてやればいいか。
そう思い出すと、モノを捨てる習慣というのが一気に崩れてしまいます。
たかだかゴミ袋がないぐらいでと思われるかもしれませんが、それぐらい習慣を崩すのは簡単なものです。
苦手なことなら尚更でしょう。
だからこそ、こうした細かい捨てるための備品は余裕を持たせて、多めに在庫を持つようにしています。
思い付いた時に、モノを捨てることを止めない環境というのも大事なものです。
外部サービスを利用する
「③運ぶ」という工程は、自分でゴミ置き場などに持っていくだけでなく、外部サービスを利用することも出来ます。
例えば、書類などの紙の資料が多いのであれば、ヤマト運輸の機密文書リサイクルサービスなどがあります。
ヤマト運輸ホームページ
機密文書リサイクルサービス
ビジネス関係に限定されますが、そうした機密文書など紙の資料をシュレッダーなどで細かくするのではなく、ただ専用のボックスに入れていく。
そうして溜まったら、回収に来ていただく。
これだけでも捨てるためのハードルを下げる方法の一つです。
また、捨てるだけでなく、買取してもらうという方法もあります。
例えば、ブックオフオンライン。
ブックオフオンラインホームページ
ブックオフの宅配買取
詳細については、別の記事でも取り上げていますので、そちらもご参照ください。
本などの整理にブックオフオンライン宅配買取サービスを利用してみる
高い値段が付くわけではないですが、捨てようと思っていたものであれば、多少でも金額が付くと嬉しいものです。
それだけでも捨てようと思うインセンティブになり得ます。
おわりに
捨てるための工夫だけではないですが、色んなツールなども活用しつつ、自分の苦手要素を極力減らして、やり易い状況に自分を追い込むというのが大事なのかなと思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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