ランチタイムの使い方を改めて考えてみる
「食」へのこだわりというものは、それほどない方かなと思うのですが、「食べる」ということには、こだわりというか妙な執着心があります。
昔からというわけではないですが、気付いた時には、食事の時間はしっかり取るということを心掛けていました。
根本的な考え方は変わっていないのですが、最近はランチタイムの使い方について改めて考えるようになりました。
ランチタイムの使い方の原点
ランチタイムの使い方の原点といえば、小学生の時の給食がまず思い浮かびます。
毎日決まった時間に、しっかり時間を取って給食を食べる。
幸いにも、好き嫌いは少なかったので、献立メニューを全てしっかり食べて、余っていればおかわりすることも。
お昼休みにずっと給食を食べていたわけではなく、ドッジボールの陣地の確保のために、早食いをしてダッシュで運動場に向かうこともありました。
それでも、ランチタイムの時間の一部という意識があって、授業と授業の合間にしっかり昼休みを取っているという感覚。
中学・高校になって、給食はお弁当に変わりましたが、基本的な考え方は同じもの。
さすがに、昼休みに遊びのために運動場にダッシュみたいなことはなくなりましたが、友達と過ごしたり、一人でボーっとしたりという休みの時間を過ごしていました。
大学生になると、段々と生活リズムが乱れてきて、ランチタイムは不規則なものになってしまいましたが、食べるとなればしっかり時間を取って食べるようにしていました。
学食がリーズナブルとはいえ、結構な品数や量を食べていたので、アルバイト代は食費に消える割合が多かったように記憶しています。
社会人になると、生活リズムは少し整ってきましたが、慣れない生活だったり、プレッシャーもあったのか、ほとんど外食していました。
新卒で入社した会社では、内勤だったので、ランチタイムぐらいは外に出たいという気持ちがあったのでしょう。
ランチタイムの時間は、12時~13時と決まっていましたが、みっちり使っていました。
スタートの12時は過ぎることはあったものの、早く出れる時はピッタリに出発。
終わりの時間はいつも13時ギリギリに帰ってくることがほとんど。
特に何をしているというわけではないですが、ボーっとしていたり、同僚と何とはない話をしていたりで、時間を目一杯使っていました。
ある時は、美味しいと言われるお店を巡ってみたり、ゆっくり出来る穴場のお店を探してみたり。
とにかく、ランチタイムはしっかり取るというのがずっと根本にありました。
16時間断食を経て
そこから税理士業界への転職を経て、環境はガラッと変わりました。
内勤だけだったのが、半分営業のように外回りをする機会が増えて、ランチタイムは更に外食が増えていきました。
他の皆さんもそういう過ごし方をしているので、ランチタイムに事務所にいる時には、一緒に食べに行こうという流れになることが多くなります。
ランチを食べてから、コーヒーなど飲みながらゆっくりする。
その時の事務所で初めて、喫茶店にお茶しに行くということを体験しました。
そこから税理士として独立開業することになりましたが、ランチタイムの使い方は、それまでの経験を踏襲するような形に。
時間はきっちり決まっているわけではなく、自分で決めることが出来るのですが、12時頃にならないと動き出せない。
そこから外食するか、お弁当など総菜を買いに行くか、を決めて動き出します。
基本的には一人で事務所にいることがほとんどなので、ランチタイムぐらいはしっかり取りたい。
こうした考え方は状況や環境が変わっても、そうそう変わらないものなのかもしれません。
開業してしばらく経ってから始めた16時間断食の影響もあったのでしょう。
16時間断食については、別の記事でも取り上げていますので、そちらもご参照ください。
前日の20時から12時までは水・お茶以外は口にしないとしているので、12時になったら、さぁ食べれると勢い込んでしまいます。
しっかり食べたいから、時間も掛けることになる。
実質的に1日2食になるので、1食1食を大事にしたいという気持ちが強まっているのでしょう。
わざわざ時間を作って、ここだというお店に食べに行く機会も増えました。
仕事で外出している時には、せっかく出掛けているのだからと、近隣に行きたいお店がないか探して訪問する。
ちょっと離れていても、せっかくだからと積極的に動いていました。
そこで、せっかくだからと出来るだけ種類多く注文して、満腹近く食べてしまう。
ある時、ふとそこまでしなくてもいいのかも?と思うようになりました。
食べる量と時間に比例しない
食べたいと思ったものを、時間を掛けて食べに行って、満足するぐらい食べる。
もちろん、それで満たされるものはあります。
でも、ちょっと食べ過ぎだったり、時間を掛け過ぎて、その後の予定が狂うことも。
そうすると、ちょっと後悔の念が出て来ることもありました。
もっとメリハリを付けてもいいのではないか。
そこで、事務所にいる時のランチタイムは短く最低限にすることにしました。
家からご飯を持っていく。
弁当という程のものではなく、白米に前日の夕食の残りものを乗せて、ジップロックのタッパーに詰めただけの簡単なもの。
それにインスタントのお味噌汁をつけて。
最初は、それで足りるのかと心配していました。
実際に食べ終わった時には、少し物足りなさも。
でも、数日もすると特に気にならなくなりました。
食べる量も時間も極端に減ったので、次にすぐ動けるというのはいいかも。
まだ始めたところですが、満足度は食べる量と時間に比例して増えていくものではないのかもしれません。
もう少し続けてみれば、変化が出て来るかもしれませんが、ボチボチと取り組んでみようかと思っています。
おわりに
元々大食いというわけではないので、若干無理して食べていたところがあったのかもしれません。
最近では、たくさん食べようとしても、入らないこともたまにあります。
どちらかに偏り過ぎず、バランスよく進めていきたいところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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