オンライン研修を集中して受け続けられないことを自覚して

昔から、何かに夢中になって、あっという間に時間が過ぎてしまったという経験はそんなに多くないかなと自覚しています。

大体は、時間が過ぎていくことを意識している。

集中力がそんなに長くは続かないというところでしょうか。

特に、自ら進んでやってみたいことでなければ、その傾向は強いかなと。

以前であれば、それを我慢しながら、忍耐力で何とか凌ぐことが出来ていましたが、それだけではなかなか上手くいかないことも。

集中出来る時間に限りがあることを自覚して、その前提で動くことで変わってくることもあるものです。

対面の授業形式なら何とか

オンラインに限らず、勉強するという意味での研修で言えば、学校の授業というのが馴染みがあるものでしょう。

先生が前に立って、生徒は椅子に座りながら授業を受ける。

厳密には研修とは違うかもしれませんが、形式としては同じ分類かなと。

私自身も、そうした学校の授業を受けてきましたが、毎日あっという間に時間が過ぎていたわけではなく。

たまには集中して、気付いたらチャイムが鳴っていた、ということもありましたが、大体は時計を気にしている時間が多かったかなと。

勉強自体は真っ向から嫌いだったというわけではなく、テストで点が取れたら褒められたりするので、そういう意味では好きな方だったかもしれません。

それでも、授業に集中し続けるということは出来なかったかなと。

最初の方は集中して聴いていても、そのうち教科書の違う部分を読んでみたり、頭の中で違うことを考えてみたり。

後半の方は、時計の時間との我慢比べのような状態の時も。

そんな状態でも、何とかやり過ごせてきたのは、対面の授業形式だったからかなと。

ただボーっと聴いているだけでなく、目の前の先生からもこちらの様子は見えているので、気を抜き過ぎることも出来ません。

たまには、当てられて質問に答えたり、発表することも。

そうした適度な緊張感と聴く以外のアクションを度々しなければいけないことで、じっとし続けることがなかったから何とか過ごせたのかなと。

そうしたことを意識していたからか、社会人になって資格等の勉強をするとなった時に、専門学校ではDVD受講やWeb受講ではなく、通学受講を選ぶようにしていました。

お金を支払って授業を受けに行くという時でも、それだけでは集中力が飛躍的に上がるわけではない。

そう自覚しているからこその選択でした。

オンライン研修が急激に普及する前から

2020年に始まるコロナ禍において、人との接触機会を避けるという意味で、オンライン研修が急激に普及しました。

それまでも、リアルタイムでのオンラインとまではいかなくても、DVDやWebを利用して、研修を受ける機会というのはありました。

日時や場所に縛られないというメリットはオンラインと同じようにあるのですが、なかなか普及していなかったというのが実情かなと。

馴染みがないというのが主な理由だったのかもしれません。

多くの人が慣れていないから、使いこなすために手間が掛かる。

そうすると、利用者が増えない。

運営側もあくまでサブの利用手段として用意するぐらいで、利便性の向上がなかなか進まない。

こうした悪循環みたいなものがあったのかなと。

便利なのに普及しないというジレンマはどこの世界でもあるものですが、コロナ禍という世界が巻き込まれるぐらいの状況変化でないと変えることが出来ないものだったのかもしれません。

もちろん、私自身も、多くの人が利用していないということで、オンライン研修を利用していなかったというところもあります。

ただ、それだけではありません。

やはり、オンラインになると、自己管理が重要になってくるので、そこが上手く使いこなせないという懸念がありました。

対面の研修であれば、〇月〇日の〇時に△という場所に自分が行く必要があります。

居なければ、すぐに相手に分かってしまいます。

オンラインでも同じだと言えなくもないですが、リアルタイムでなければ、意識が薄れてしまうものでしょう。

そうした意識の薄れは、研修を受けている時にも影響してきます。

私が極端なのかもしれませんが、オンラインの研修の時には、同時並行で何か違うことをしようとしてしまいます。

椅子に座って、パソコンに向かっていると、何だかじっとしていられない。

研修の映像を映している画面とは別の画面に、違う内容のものを表示させて、聞き流してしまう。

自分から研修を受けているのに、それだけのために使う時間がもったいないという意識が働いてしまうようです。

コマ切れにして続ける

ひとつのことに時間を使うのがもったいないという感覚は、なかなか定着しないオンライン研修を利用するための自分なりの工夫により起こったものかなと。

例えば、ジョギング中にスマホでオンライン研修を受ける。

コロナ禍真っ只中で、非常に重宝していました。

ジョギングも出来るし、オンライン研修も受けれる。

習慣に紐づけることで、無理なく続けることが出来たかなと。

ただ、最近「オードリーのオールナイトニッポン」など聴きたいラジオが増えてきて、ジョギング中にオンライン研修を受ける時間がまとまって取れない。

配布資料や画面に資料を映す研修の場合には、本当に聞き流してしまう。

そういったことが起こってきました。

これではダメだと、対策を練ることにしました。

目的は、オンライン研修を画面を見ながら集中して受けるようにすること。

ただ、じっとパソコンの前に座っていると集中力が切れてしまう。

でも、短い時間だったら集中出来そうな気がする。

短い時間で回数を増やせばカバー出来るのではないか。

そうして、毎日朝の10分間で研修動画を観ることにしました。

コマ切れにはなりますが、10分間なら結構集中してじっとしていられるものです。

まだ始めたところですが、1ヵ月続ければ、5時間相当になります。

当面は続けてみます。

おわりに

10分間でも、最初はクセで何か他のことをしようとしてしまっていました。

でも10分間だからと言い聞かせやすくなったような気がします。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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