韓国ドラマ「スカイキャッスル」を観て思う受験への取り組み方の振り返り

日本のドラマが忙しくて、最近は韓国ドラマまで手が回らなかったのですが、久しぶりに韓国ドラマを観ました。

妻からのおススメで面白いけど怖いかもという情報をいただいてました。

なかなかチャンスがなかったのですが、日本版のドラマが始まるということで、ちょうどいいタイミングだと思い、観始めました。

 SKYキャッスル ~上流階級の妻たち~

かなりの長編で、インパクトもあったので、色々と思うところがありました。

これまでも、ドラマを観て感じたことなどを、自分の体験に重ねたりしてブログ記事を書いています。

前回までと同様に内容云々について、詳細にここで書くということはしないようにと思っています。

国は違えど、受験というのは当事者だけの問題ではなく、周りの環境に影響を受けながら進んでいくもの。

色んな考え方があって、色んな思惑があって、そうしたものが交錯して、結果が変わってくることもある。

出来れば色んな雑念に捉われず、自分が思うように実現させていければ、晴れやかな表情になれるのだろうか、そんなことを考えてしまうドラマでした。

自分が当事者(学生時代)

ドラマの大まかな内容としては、第一志望の大学の合格を目指して奮闘する姿を親を中心に描いたものというところです。

イメージとしては、ひと昔前の日本の受験戦争のようなものでしょうか。

夏休みが天王山、年末年始は泊り込みで勉強合宿。

それぐらいの熱量で受験に向けた話が進んでいきます。

詳しい事情は分かりませんが、この令和の時代でもそういったことは現実として残っているのでしょう。

少しデフォルメされているか、現実はもっとスゴイのかは分かりませんが。

私自身も、高校受験・大学受験を経験してきました。

時代的には、スパルタ教育の名残がありましたが、少しづつ変化してきているような時代だったかなと。

特に、学習塾では露骨に競争をあおるような雰囲気があり、いつもプレッシャーを感じていたように記憶しています。

今でも実態は変わっていないのかもしれませんが、表現などはマイルドになっているのかなと。

Sクラス、Aクラス・・・と分けられて、AクラスからSクラスに上がるためにはハードルが高い。

授業中に、Aクラスの人がSクラスの教室に連れて来られて、前で宿題の発表をさせられ、間違っていたら見せしめのように、その場で先生に怒られる。

何の儀式か分かりませんが、学習塾としては、そうした区別をはっきりさせたかったのかもしれません。

受験の当事者であった自分としては、学生だったということもあり、自主性というのは今一つだったかなと。

明確に目指したい目標があるというよりも、この学力だったらどこに行けるかという視点。

幸いなことに、周りに極端に教育熱心な人がいなかったので、自分が全く望まない変な方向に進むということはなく。

それでも、周りの意見や考え方を聞いていく中で、自分だけの意思では決められないことが多く、ある意味落としどころを探しながら、進んでいったという感覚はあったかなと。

子供が当事者

学生時代の自分が当事者となる期間が終わってからは、しばらく受験という環境から離れていました。

再び同じように関わるようになったのは、自分の子供の受験の時。

直接の当事者ではないですが、親としてある意味当事者のように関わることになります。

ドラマでも描かれていましたが、当事者ではないからこそ、関わり方の難しさ、もどかしさというものがあります。

そして、当事者の子供とは別のところで、色んな考え方や思惑が交錯していく。

それが相乗効果として、良い作用になればいいのですが、そう上手くは行かず。

足の引っ張り合いやマウントの取り合いのようなことが起こることも。

ドラマのように、ストレートに言葉や態度に表すことが出来れば、その場は凍り付いても、後々後腐れは少ないのかもしれません。

ただ、現実はそんなドラマのように表面に現れた応酬があるわけではなく。

水面下で思惑の応酬が繰り広げられることもあり、その方が心の疲労が多いのかもしれません。

もちろんドラマのように、憎しみをぶつけ合うことばかりではありません。

戦友のように一緒に同じしんどさを味わった者同士として、共感できる。

そうした感覚の方が多いかもしれません。

ただ、インパクトがあるのは、数少ないマイナスの経験。

結果云々よりも、そうした周りの環境に影響されることが多かったかなと。

自分が当事者(大人になってから)

大人になると、自分が当事者になる受験を経験する機会というのは極端に減るものです。

何もしなければ、遭遇する機会は皆無。

自ら進んで選択しなければ、避けられることが多いかなと。

私自身は、仕事に関係するものがあれば、受験してみるというスタイルでした。

システム部門に配属されたので、システム関係の「初級システムアドミニストレータ試験(現:ITパスポート試験)」を受験してみる。

経理部門に異動したので、簿記3級を受験してみる。

大人になってから一番時間と労力を掛けたのは、税理士試験。

転職して本格的に取り組み始めてからは8年。

その前の挫折の期間を入れれば約10年。

今はもうすぐ45歳で、社会人になって20年以上経ちますが、半分ぐらいの期間を費やしたことになります。

学生時代の受験と違っていたのは、自分の意思で始めたということ。

受験をする義務もないし、誰かに強く勧められたわけでもありません。

30歳から本格的に目指すということで、むしろ止められた方が多かったかもしれません。

そうした意見にもめげずに、途中で諦めることをしなかったのも、自分の意思で始めたからかなと。

今更引っ込みがつかないというのもあったと思いますが・・・。

反対に学生時代の受験と同じだなと思ったのは、周りの影響の大きさ。

受験期間が長期間に及ぶと、自分だけでは強い意志を持ち続けることは難しいもの。

周りで見守ってくれる人、応援してくれる人、一緒に頑張ってくれる人、発破を掛けてくれる人、色んな影響があって成り立つものだなと実感しています。

おわりに

最近は、親目線のドラマに惹かれる傾向があるようです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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