韓国ドラマ「私たちのブルース」を見て思う日常に紛れた大事なこと
常に最新の韓国ドラマを追いかけているわけではないですが、NETFLIXを中心にして、気になったものがあれば、継続的に観ています。
人から教えてもらうこともあれば、テレビなどで紹介されているのをチェックしたり、そのきっかけは様々です。
今回は、以前からNETFLIXのおススメでずっと出ていたドラマで、気になっていたものでした。
これまでも、ドラマを観て感じたことなどを、自分の体験に重ねたりしてブログ記事を書いています。
韓国ドラマ「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」を見て思う出世競争との向き合い方
韓国ドラマ「二十五、二十一」を見て思う成長は階段状で段階的なものという考え方
韓国ドラマ「青春の記録」を見て思う目の前の一大事と後々の振り返り
ドラマ「コントが始まる」を見て思い返した税理士試験の引き際について
前回までと同様に内容云々について、詳細にここで書くということはしないようにと思っています。
遠目にみれば、平凡で変わり映えのない日常のようですが、人それぞれ山あり谷ありで、そんな中での日常にこそ、大事なことが紛れている。
本当に伝えたかったメッセージかどうかは分かりませんが、そんなことをぼんやりと感じたドラマでした。
不幸になりたいわけではない
ドラマの構成としては、いわゆるオムニバス形式と呼ばれるもので、それぞれの回で主人公となる人物が変わっていきます。
でも、全く関係ないわけではなく、少しづつ関わりがありながら、物語が展開していく。
色んな人に関わる人間ドラマを観ながら、共感したり、傍観したり。
最終回では、メッセージが流れていました。
ハングルが読めないので、翻訳にあった意訳になりますが、
「人は不幸になるために生きているわけではない・・・」
当たり前のことですが、人生楽しいことばかりではありません。
むしろ楽しくないことの方が多いかもしれません。
それでも、日常を懸命に暮らしていくしかありません。
時には、自分が不幸だと思う出来事もあるでしょう。
それでも、人生を諦めるわけにはいかない。
私自身も、上手く行かないことはしょっちゅうあります。
人生の転機として考えた税理士試験への挑戦も、順風満帆に進んだわけではありません。
目の前が真っ暗になって、これからの人生どうしたらいいのか、と思い悩んだこともありました。
それでも、とにかく前に進むしかない。
そう思って日常を過ごしてきました。
今は大変だけれども、その先にはきっといいことがある。
不幸になりたいわけではない。
幸せな一瞬を求めているからこそ、今の大変さに耐えられるのでしょう。
そうした思いは、大変な時にこそ強く持っておきたいものです。
自分のダメな部分を受け入れる
人と関わりを持つということは、自分以外の人と折り合いを付けるということなのかもしれません。
自分自身の意思や趣味・趣向で動くだけでは上手く行かない。
相手のことを考えて、衝突が起こりそうなら、自分が一歩引くということが必要なこともあります。
それは、相手のことを考えてということもありますが、面倒なことを避けたいという自己防衛なところもあるのかもしれません。
せっかく、いい関係を築けているのに、それをわざわざ壊すようなことはしたくない。
今の日常のままでいれば、ラクなのに。
でも、それではダメだということは分かっている。
何とかしなければと動き回ることもあるでしょう。
今の状況を変えてしまえば、周りに迷惑が掛かる。
自分のダメさ加減が露呈してしまう。
そうして守っている日常というのは、正常な日常ではないともいえます。
自分のダメな部分を受け入れて、その上でどうするべきかを考えてみる。
そうしないと本当の意味での信頼というのは生まれないものなのかもしれません。
私自身も、外側から見たイメージとのギャップに思い悩むことがあります。
そんなに良い人なわけではないのに・・・。
後で思わぬ形で露呈するぐらいならば、格好付けずに、最初から自分のダメな部分を受け入れて、発信していくという度量が必要なのかもしれません。
ホームがあることの安心感
ドラマでは、済州島が舞台となっており、度々出てくるのが本土(ソウル)という都会との比較です。
バリバリ働いたり、勉強するなら、本土(ソウル)という感覚でしょうか。
何かしら傷ついたり、上手く行かないことがあれば、ホームである済州島に帰ってくる。
そうしたホームがあるというのはいいものだなと。
私自身のホームと言えば、結婚する前であれば、実家でした。
大学3回生になってから、一人暮らしを始めて、そこからずっと実家から離れて暮らしています。
自分が不精なだけではありますが、頻繁に親に連絡するということはなく、用事がなければわざわざ連絡しない。
連絡ないのは元気な証拠、というわけではないですが、それでいいと思っていました。
ただ、年末年始は必ず帰省するようにしていました。
特に親からきつく言われていたわけではありません。
子供の頃から、大晦日の夜に紅白歌合戦を実家で観るというのは、習慣のようになっていて、結婚するまではずっと当たり前のように続いていました。
何をするわけでもなく、ただ実家でご飯を食べて、テレビを観て、会話をして、とダラダラ過ごすだけです。
それでも、そうした時間を安心して過ごせるホームがあったというのは、今思えば心のバランスになっていたのかなと。
今は、ホームとなる場所を持つ立場となりました。
日々色々と小競り合いや他愛のない出来事が起こりますが、今をいい思い出として感じられるように、将来心休まるホームとなるように、日常を続けていきたいなと思っています。
おわりに
最近はドラマを観ると、主人公よりも、その親世代へ感情移入することが増えてきました。
歳をとったのかもしれませんが、こうした楽しみ方もまた良いものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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